2019-06-07 ゲートコントロール と オピオイド 理論 ??? お疲れ様です。いよいよ梅雨入りしましたね。これからはうっとしい日が続きますので、特に食事など体調管理には気を付けましょう!本日は、私たち接骨院が主に行っている電気治療について書いていきたいと思います。<ゲートコントロール理論>何かにぶつけて、いた~い!と感じたことってありますよね。その時さすったり、なでたりしたりしませんでしたか?もししていたら、それがゲートコントロール理論による痛みの軽減方法そのもです。痛み刺激を感じた細いC繊維の神経やAδの神経線維が痛みを伝えるT細胞に伝わるのですが、この時なでたり、さすったりすることで太いAβの神経線維が刺激されて痛みを伝えるT細胞を抑制します。これにより痛みが抑制されます。この時ピンポイントよりも手のひらなどでさすった方がより効果的でしたよね。つまり、電極も平たく大きいものの方がより効果的ということです。しかし、この効果はすぐに現れるのですが、やめてしまうとすぐに効果が消失してしまうという弱点があります。<オピオイド媒介理論>(内因性疼痛抑制機構)オピオイドペプチドといわれるモルヒネ様物質がエンケファリンやエンドルフィン、ダイノルフィンなどの物質と結合することにより鎮痛効果を得るものです。こちらの効果は即効性はないが効果が持続する特徴があります。以上2つの理論をもとに、私たちは日々電気治療を行っております。しかし、この症状に最も効果的な周波数はどの位で・どの位の刺激で・どこに刺激を加えるかなど、まだまだ奥が深いです。まだまだ日々精進せねば。今日も一日お疲れ様でした。ありがとうございました。