交通事故 むち打ち バレリュウー症候群

むち打ち損傷

交通事故などによって（後ろから追突された時など）

首に強い衝撃が生じた際に、首が鞭のようにしなり損傷するものです。

この為「むち打ち」と呼んでいますが、正式な病名ではありません。

「頸部捻挫」「外傷性頸部症候群」などといった、正式な病名が付くことが多いです。

首周辺の痛みが主な症状ですが

時に、頭痛や倦怠感・腕のしびれ・だるさなどの症状を併発することもあります。

これらの症状が発症した場合は

治療に難渋することが多く、長期化したりするケースが多いです。

特にバレリュウー症候群といわれる症状を呈する場合は要注意です。

例えば

めまい・耳鳴り・目のかすみ・視力低下・息苦しさ

頭痛・頭重感・倦怠感・腕のしびれ・だるさ　

などがあげられます。

これは、フランス人医師のバレーらによって

頸部周辺の交感神経が興奮して起こるものと報告されました。

以来、バレリュウー症候群と呼ばれています。

診断には、専門医師の診察が必須です。

私も何度かこのような事例に遭遇したことがありますが、専門医師の指導や指示を仰ぎながら当院で出来る範囲の対応をしました。

時に症状が改善されず、後遺症として診断され認定されるケースもあります。

私どもの接骨院では、交通事故の場合

いつも御指導を頂いている提携先病院の専門医師へご紹介をして、診断をして頂いてから対応可能なケースに対して治療を行っております。

また、治療が長期化したり保険会社との対応が大変な時には提携している法律事務所の弁護士さんを紹介もしております。

なんにしても

交通事故によって負われたケガが一日も早く回復され

保険会社などとの交渉も円満に解決され

以前のように、元気に日常生活やお仕事に戻れるように

微力ではありますが、私共もお役に立てるよう頑張ってまいりたいと思います。

本日もありがとうございました。